【開催報告】世界最高峰が感動する日本酒を生み出す蔵、永井酒造

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“蔵元唎酒師会 Vol.11「水芭蕉・谷川岳」醸造元永井酒造をお招きして~
「水芭蕉・谷川岳」シリーズ&「Nagai style」の魅力を探る”開催報告

蔵元から直接解説を聞きながら、比較テイスティングを行う“蔵元唎酒師会”。今回は、「水芭蕉・谷川岳」醸造元永井酒造をお招きし、FBOアカデミー東京校にて開催致しました。名誉唎酒師酒匠の高城幸司氏がナビゲートし、永井酒造の「水芭蕉・谷川岳」シリーズ、さらに永井酒造が提唱する「Nagai style」の魅力に迫ります。

やわらかな天然水が生む優しい風合い

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永井酒造は創業1886年と歴史ある蔵元です。6代目蔵元の永井則吉さんは「米の持つ力、魅力を存分に引き出した新しい形の日本酒を世界に発信していきたい」という信念のもと、酒造りに日々まい進されています。
まずは永井酒造の酒造りについてお話を伺いました。永井酒造は群馬県の北よりに位置する川場村にあります。この土地を流れる清流は尾瀬の山々から流れ出たやわらかな天然水です。この清流を仕込み水にすることで、「水芭蕉・谷川岳」シリーズ独特の柔らかく優しい風合いの日本酒を醸すことができるのだそうです。さらに、永井酒造の特徴はお米にもあります。使用される原料米は3種類。最高級の酒米山田錦(兵庫県三木市三木・別所産)と川場村産のコシヒカリである雪ほたか、さらに五百万石を醸す酒によって使い分けているそうです。
こだわりの水と米、そして川場村の風土が「水芭蕉」という酒を生んだのだと永井さんは語られました。

乾杯・食事・食後・・・シーンに分けて楽しむ日本酒

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続いて、永井さんが提唱する「Nagai style」について解説。
「Nagai style」とは永井酒造が目指すお酒の提供方法のこと。
「ワインのように、料理に合わせてまたはシーンに合わせて日本酒を変えて楽しんでみては」という考え方です。
「Nagai style」の代表的な作品の一つとして瓶内二次発酵製法を使用した発泡性清酒「MIZUBASHO PURE」を紹介いただきました。これは日本酒の固定概念を覆す、シャンパーニュ地方の伝統製法を日本酒に取り入れたニュータイプ。
この「MIZUBASHO PURE」にたどり着くまで構想から10年。試作は700回以上にも及び、試行錯誤の末に生まれた日本酒だと教えていただきました。一口含むと、きめの細かい泡が弾け、さらりとした味の中にお米の風味が加わり、甘くなくすっきりとした後味が広がるお酒です。さらにすっきりとした辛口なので食欲が掻き立てられる感覚があります。まさしく乾杯酒にふさわしい酒です。
その他、管理された温度下で10年以上熟成させた純米大吟醸「水芭蕉 純大吟醸VINTAGEシリーズ 2005」や食後酒としておすすめの「MIZUBASHO DESSERT SAKE」もご紹介いただきました。どれも今後の日本酒の可能性を秘めた日本酒ばかりです。

これからの日本酒と日本の文化・自然と

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最後に、永井さんの今後の活動について伺いました。 これから日本酒の魅力をどんどん世界に発信していくのと同時に、地元の一次産業とともに観光産業の発展を支えていきたい。酒造りを通じて日本の自然・歴史・文化を後世に伝承できればと語ってくださいました。今後の永井さん今後の永井さんのご活躍と永井酒造のお酒から目が離せそうにありません。

次回の蔵元唎酒師会は2017年5月31日に「南部美人」醸造元南部美人をお招きして同会場にて開催いたします。ぜひご参加ください。
当会は今後とも、永井酒造をはじめご活躍されている蔵元さんの魅力を発信し、消費者へ日本酒をより一層楽しんで頂けるよう尽力に努めたいと考えております。

今回ご紹介したお酒
・MIZUBASHO PURE
・水芭蕉 純大吟醸VINTAGEシリーズ 2005
・水芭蕉 純米大吟醸 翠
・水芭蕉 純米大吟醸 雪ほたか
・谷川岳 純米大吟醸
・水芭蕉 純米吟醸辛口スパーク
・MIZUBASHO DESSRET SAKE
永井酒造株式會社 http://www.mizubasho.jp

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