FBOアカデミー 「FBO全国セミナー 訪日外国人観光客に対する日本酒・焼酎の効果的な販売・提供方法 ~ 第5回世界唎酒師コンクール対策セミナー~」開催報告

6月24日(日)開催。東京会場の様子

外国人に喜ばれる日本酒・焼酎の提供方法を知るためのセミナーを開催
今年も「FBO全国セミナー」と題した全国統一テーマのセミナーを開催致しました。セミナー名は「訪日外国人観光客に対する日本酒・焼酎の効果的な販売・提供方法」。インバウンドゲストに日本酒・焼酎をどのように勧めていくべきかを考察するために実施した外国人(462名)対象の日本酒嗜好調査の結果を元に、セミナー内容を構築しました。また、本セミナーは、第5回世界唎酒師コンクール対策セミナーも兼ねており、世界一の唎酒師を目指す方へのアドバイス等も行いました。

メインテキスト「訪日外国人客に対する日本産酒類の効果的な販売・提供方法」、初登場の「実践日本酒サービス実務」は接客に対する様々なノウハウを盛り込んでいます。
唎酒師からの提案 日本酒の4タイプ分類、焼酎唎酒師からの提案 焼酎の4タイプ分類は、日本語と英語で構成した日本酒・焼酎の販促用ツールです(中国語、韓国語、仏語も有り)。


今回は香味特性で分類した日本酒4種類、焼酎4種類のテイスティングを行いました。

<セミナー開催概要>

主催 NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)
セミナー名  FBO全国セミナー 訪日外国人観光客に対する日本酒・焼酎の効果的な販売・提供方法
~第5回世界唎酒師コンクール対策セミナー~
担当講師 薄井 一樹 株式会社せんきん十一代蔵元
長田 卓 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)理事兼研究室長
開催日時 6月24日(日)11:00〜13:00 東京会場/FBOアカデミー東京校
6月27日(水)19:30〜21:30 東京会場/FBOアカデミー東京校
7月8日(日)11:00〜13:00 大阪会場/大阪国際会議場
7月8日(日)11:00〜13:00 福岡会場/リファレンス駅東ビル

<セミナーコンテンツ>
(1) 外国人を対象とした日本酒嗜好調査(中間報告)について
(2) 日本酒・焼酎の効果的な販売・提供方法の考察

(1) 外国人を対象とした日本酒嗜好調査(中間報告)について
まずは当会(SSI)および地酒検証研究会「外国人を対象とした日本酒の嗜好調査および販売実態調査プロジェクトチーム」が行った「外国人を対象とした日本酒嗜好調査 中間報告」の集計結果を解説しました。

外国人を対象とした日本酒嗜好調査について

調査機関 地酒検証研究会 外国人を対象とした日本酒の嗜好調査および販売実態調査プロジェクトチーム
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)
アンケート期間 2018年1月30日 ~ 2018年4月30日(3ヵ月間)
アンケート手法 Webアンケート(グーグルフォームを使用)
回答数  462件
回答者の居住国 台湾(37%)、韓国(18%)、米国(10%)、香港(9%)、日本(7%)、中国(6%)、シンガポール(2%)、その他/主に欧州(11%)
回答者の世代 30~40代が半数以上を占める
回答者の性別 男女の比率はほぼ半々
回答者の世帯収入  日本円で600~2,000万円が60%前後を占める

アンケートの質問項目は、「日本酒を飲んだきっかけ」、「普段好む酒類および普段好む酒類を選択する理由」、「日本酒を選択する際に重視する要素」、「好きな日本酒の香味特性」、「日本酒を飲む際に食す料理」、「日本酒を飲む際の温度」などと多岐にわたりましたが、注目すべき結果として次のようなことを挙げました。

・日本酒を飲んだきっかけは日本料理を食した際。現在も日本酒を飲む際に食すのは日本料理がほとんど。
・普段好む酒類はワインが多い。
・日本酒を選択する際に重視するのは「香り・味わい」であること(有名、希少な商品を優先する訳ではない)。
・日本酒を選択する際は料理との相性を非常に重視する。
・好きな日本酒の香味特性は様々。フルーティーな大吟醸酒などに偏らなかった。

本結果から、今後必要なこととして、「日本料理に精通(寿司、会席だけとは限らない)」、「ワイン愛飲家(愛好家)が理解しやすいような説明」が重要であると共に、「選び方がわからない」、「飲み方がわからない」という指摘も多かったので、「香味特性をわかりやすく伝える(大吟醸が好きだろう。飲みやすいのがいいだろうと勝手に決めつけない)」、「料理との相性を考慮した日本酒・焼酎の提案」が有効であろうとも伝えました。
※本アンケート結果は、現在各種分析中。9月号、12月号の「FBO研究レポート」に掲載予定。

(2) 日本酒・焼酎の効果的な販売・提供方法の考察
本アンケート結果から、香味特性別分類(4タイプ)のような訴求が有効だと確信できたので、初めて日本酒・焼酎を飲む外国人でも理解できるような典型的な4タイプをテイスティングし、その後各タイプの特徴を活かした提供方法(飲用温度、酒器、相性のよい料理など)について解説しました。
さらに「日本文化に触れたい、知りたい」という声も非常に多かったので、どのような文化を切り口にすれば、日本酒・焼酎の重要拡大に繋がるのかを参加者全員で考察を行いました。
尚、世界一の唎酒師を目指す「第5回世界唎酒師コンクール」エントリー者に対しては、日本酒・焼酎の持つ魅力要素(物語)の訴求のために知識が必要なこと。香味特性を正確に把握し、正確に伝達するためにテイスティング能力の向上が必要なこと。付加価値の高いサービスや演出をセールスプロモーションとして活用するためにサービス技術が必要であり、これこそが世界一の唎酒師が修得すべき「心・技・体」であると伝えさせていただきました。

下記会場にても開催されます!【お申込受付中】
7/22(日)札幌会場、名古屋会場
7/29(日)仙台会場、広島会場


※日本酒、本格焼酎の『香味特性分類(4タイプ)チャート』英語版、仏語版、中国語版、韓国語版のPDFを、FBOのウェブサイトからダウンロードしていただけます。PDFの2枚目はお取り扱いされている銘柄を入れるなどしてご活用ください。
ダウンロードはコチラ

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